今から施工管理になるならどれがいい?土木施工管理技士がおすすめ!

皆さんこんにちは。神奈川県厚木市を拠点に、神奈川県・東京都内・埼玉南部・静岡東部で公共の土木工事・舗装工事や民間の建築外構を手掛けている西進開発です。


国家資格である施工管理技士の資格は、7種類に分類されています。施工管理の仕事を目指している学生の方にとって、どの施工管理の仕事を選べば良いのか、迷ってしまうのではないでしょうか。


今から施工管理の仕事を目指すのであれば、土木施工管理技士がおすすめです。なぜおすすめなのか・どのような仕事内容かなど、この記事でご紹介します。




■土木施工管理技士の役割とは?他の施工管理との違いは?



最初に、土木施工管理技士の仕事内容や、他の施工管理技士との違いなどを解説します。



〇土木施工管理技士とは

土木管理施工技士は、土木工事において施工管理を行う現場監督をさします。土木施工のスペシャリストとして、施工計画の作成や作業工程の管理、作業中の安全およびコスト管理などを担う仕事です。また、工事に必要な作業用地の確保・役所に提出する書類の作成および申請手続き、周辺住民に対する工事内容の説明など、業務内容は多岐にわたります。


土木施工管理技士が手掛ける土木工事は、以下の工事(公共工事・民間工事)が対象です。


・道路工事(舗装工事・橋梁工事・トンネル工事など)
・鉄道工事(鉄道工事・駅舎工事・擁壁工事など)
・河川工事(ダム工事・堤防工事・水路工事・水門工事など)
・海岸工事(護岸工事・防潮堤工事・防潮門工事など)


その他、宅地開発工事や災害復旧工事なども、土木工事に含まれます。



〇他の施工管理資格との違い

土木施工管理技士が携わる工事現場の工事内容は、公共性が高いインフラ工事が中心となっています。道路・橋梁などのインフラは、人々の生活に必要不可欠であり、生きるための基盤作りとも言える重要な構造物です。


これに対して、他の施工管理技士が携わる現場では、建築物に関わる工事を施工しています。建築物には、一般住宅(戸建住宅・集合住宅)・ビルなどが該当します。土木施工管理の仕事があってこそ、他の施工管理の仕事が成り立つと言っても過言ではありません。


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■土木施工管理技士がおすすめな理由とは?やりがいが多い!



インフラ工事を中心とした土木施工管理技士の仕事は、スケールが大きなものがほとんどです。土木施工管理技士の仕事がおすすめな理由として、やりがいが多いことが挙げられます。具体的にどのようなときにやりがいを感じるのでしょうか。



〇工事をやり遂げた達成感

土木施工管理技士の仕事として、施工計画の立案および資材・作業員の手配が含まれます。工事開始後に、天候の変化による工期の遅れや急なトラブルなどが発生したときは、柔軟な対応が必要です。土木工事は現場の規模が大きく、ひとつの仕事にも手間と時間がかかります。


これらを全てやり遂げて大役を果たし、完成した建造物を見ると、大きな達成感を感じられるのです。この達成感は、何物にも代えがたいでしょう。



〇コミュニケーション

工事現場の規模が大きくなるほど、クライアントや施工業者などの工事関係者と関わる機会も格段に増加します。さらに、現場付近の住民の方達とも密接なコミュニケーションをとって、安全に工事を進めなくてはなりません。


工事が始まる前は、深い関係性でないと最低限のコミュニケーションのみになってしまうかも知れません。工事が進むにつれ、少しずつ円滑なコミュニケーションができるようになり、意見交換などもしやすくなります。工事の効率が上がって行くと、現場監督としてのやりがいを感じるでしょう。



〇インフラ工事は地図に残る仕事

公共工事の施工管理は、民間工事の施工管理に比べ規模が大きいケースも多く、その分達成感も大きくなります。さらに、公共工事で作り上げたインフラは地図に残るものであり、自分が携わった仕事が長く形に残るのです。


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■土木施工管理の将来性やキャリアは?



土木施工管理として働く上で、さまざまな技術の習得や資格の取得が可能です。一例として、技術士(建設・上下水道など)、測量士、RCCM(建設コンサルティング業務に関する資格)、コンクリート技士・診断士などが挙げられます。これらの資格の中には、受験資格として土木施工管理技士の資格取得が求められるものもあります。


土木施工管理技士の資格取得者は、就職先の選択肢も大きく幅が広がります。一例として、地場、中堅、大手ゼネコン、建設コンサルタント、公務員(土木部門)、道路会社・橋梁・トンネル・マリコン(海洋関係の工事に携わる業者)などの専門工事会社などがあり、各分野で専門的な知識が必要です。


建設業の中で、土木工事は公共性が高い工事です。業務の負担軽減などを目的として、建設業界においてもAI導入が進んでいるものの、知識と経験が求められる施工管理の仕事がAIに置き換わることはないとされています。


さらに、災害復興やインフラ工事に加え、老朽化した建造物の改修・修繕の需要も高まっています。これらの需要がなくなることはないため、土木工事の将来性は問題ないと言えます。


上記の点を総合的に見ると、土木施工管理技士の需要は高く、将来においても需要が高い水準で推移すると考えられているのです。


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■まとめ



この記事で紹介してきたように、土木施工管理技士の仕事は、施工管理技士の中でもスケールが大きな仕事です。携わる現場は公共工事が多く、自分が手がけた仕事が地図に載り、人々の生活を支える点で、大きなやりがいを感じることができます。


土木施工管理技士の仕事は、負担が大きいと感じる人も多い仕事です。しかし、神奈川県厚木市を拠点としている西進開発では、土木施工管理技士の働き方改革を目指しています。土木管理施工技士を目指している方は、ぜひ西進開発で自分の可能性に挑戦してみませんか。


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■西進開発の土木施工管理で一緒に地域社会に貢献しませんか?



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土木工事の5大管理を担当することで、人々のインフラを陰で支えています。現場の施工から管理まで一括対応が可能であり、県や市などの自治体から受注している案件で多数実績がございます。


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